Bicycle Customize Fuji NAOMI・TRACK ARCV / Calamita Due +。Deda Gravel100について。

Bicycle Customize Fuji NAOMI・TRACK ARCV / Calamita Due +。Deda Gravel100について。

2022-09-23 0 投稿者: katsu

先日組んだクロモリロードのハンドルバーにはDeda Gravel100を使っており、これについては以前下記ブログで紹介しています。

NAOMIに装着して試したのですが、その時に「もう一台組みたい」という意識が高まった。

フィーリングがすこぶる良好。ただNAOMIに求めているそれとはすこし違った?という感覚でした。アルミ製ですが若干のしなりの様な感覚も有り、下ハンも使いやすくとても軽量。しいて言えばドロップ幅が自分には若干広いかな?という事ぐらいで、けちのつけようが無いすごくいい印象のハンドルバーです。7050のドロップハンドルとしてはZIPPのservicecourseSL70ERGOを試した事があります。それと比較してもこちらのDeda Gravel100は振動吸収性も高く、ものすごく気にいりました。

この12°と言うフレアー角と2°のアウトスイープ。他のグラベル用ハンドルバーは15°~25°とかなり大きく広がっている物が多いので「ロード中心」に考えた場合”ちょうどいい”広がりと思っています。

今NAOMIで使用しているハンドルバーはカーボン製のZIPP servicecourse SL 70 ERGO

これは4°のフレアー角と3°のバックスイープがついていて若干グラベルやシクロも意識した物となっていて、実際カタログでもこれらの使用に十分な耐久性ありと記載されています。

実際フレアーやスイープが無いドロップハンドルと比べ、上下共に握りやすく軽量で、ドロップ幅も狭いコンパクトハンドルなのでロードハンドルとしては「理想」に近いと思っています。

ZIPP servicecourse SL 70 ERGOのアルミとカーボンは若干ドロップ形状が異なっており、アルミは「アナトミック」に近い物となっていて下ハン自体は握りやすいですが、横から見た形が個人的に好みではなく、また、やはりカーボンと比較すると振動は伝わりやすい。

で、Deda Gravel100はちょうどこの中間~カーボン寄りの印象があり、バーテープ次第ではアルミか?カーボンか?認識できないくらい「自然」なフィーリングがあります。

今薄いバーテープを使って比較的”しなり”があるクロモリフレームで使用していますが、振動等は意識せず快適に使えています。

おそらくですがDeda独特のパイプ径31.7mmにもこの要因があるのかな?と。実際コンマ1mmのちがいですが、見た目も若干スマートに感じ、クランプ幅が狭いステムでは上ハン自体に少ししなる感覚もあります。また、aeroやergoを意識した物では無い(おそらく)上ハンのつぶし。少し平らにつぶした上ハンパイプなので下からの突き上げは緩和される物とおもわれ、全体的に固さがスポイルされる感覚です。その上で7075トリプルバテットアルミ製なので、グラベル等での落車などのアクシデントでも十分な耐久性はあるので、とても安心できるハンドルバーと思っています。

よく言われる他社ステムとの互換性について。

あくまで個人的な見解ですが。。。。

Dedaハンドルバー + 他社ステム  → 〇

他社ハンドルバー  + Dedaステム  → ✕

ではないか?と考えています。(ただしアルミハンドルバーに限る)

Deda Gravel100にDedaステム含め数社のステムを試したところ(指定トルクで固定)すべてにおいてハンドルバーがずれる、回転するという事態も発生せず、ハンドルバーが変形する事もなく使用できました。

逆の場合はハンドルバーの変形(アルミ)ハンドルバーの破損(カーボン)につながると考えられますので、試す以前にやらない方が良いと思います。

以下Deda Gravel100 スペック

ロードバーのゼロ100をベースに、グラベルでの安定性を加えた
アルミハンドルバー。

・重量:260g(420mm)
・材質:7075アルミ合金 (トリプルバテッド)
・径:31.7mm
・形状:RHM
・幅:400~460mm(レバー位置 外-外)
・ドロップ:130mm
・リーチ:75mm
・フレア角:12度
・アウトスウィープ:2度
・カラー:ブラック オン ブラック

Gravel100は、7075アルミニウム製で非常に軽いハイエンドのグラベル用ハンドルバーです。
Zero100シリーズのRHM形状に基づいて、12度のフレア角度が追加された典型的なロードドロップデザインを維持し、より高い安定性。ややエアロなトップセクションは人間工学に基づいたデザインで、快適な手の位置を可能にします。
ハンドルバーは、GPS、ライト、エアロエクステンションなどの多くのアクセサリーを取り付けるためにステムの両側に十分な距離を伸ばす31.7mmのクランプエリアを備えています。
これにより、Gravel100ハンドルバーはグラベルへの冒険を始めるのにお勧めです。

価格
18,260円(税込)

実勢価格
13.000円前後