Bicycle Customize Fuji NAOMI & TRACK ARCV ロード&ピストバイク カスタム  Consideration about Chinese carbon wheels3

Bicycle Customize Fuji NAOMI & TRACK ARCV ロード&ピストバイク カスタム  Consideration about Chinese carbon wheels3

2021-03-14 0 投稿者: katsu

物の確認が取れる前の考察は続く。この色々考えている”今”が一番楽しい時間です(笑)

3年前、ロードに乗ってすぐいわゆる「中華カーボンホイール」”Chinese carbon wheels”を履いたのですが、この頃は(今でも)NETの中では中華カーボンってどうなの?と言うブログやYOUTUBEが多かった。そのほとんどは1年くらい履いて特に問題はないけどお勧めはしないという内容が大半。

そんな中でいきなりChinese carbon wheelsに手を出せた理由は、330カスタムの時にハンドルバーやステム、シートポストなどで結構トライして、そのどれも品質に問題が無かったという事がべースになっています。当然価格も。

一昨年あたりから各自転車ブランドが、”ミドルクラスのカーボンホイール”を自社パーツブランドで発表するケースが増えた、またWiggleなどの販売店もこのジャンルにオリジナルホイールを出し始めていた。なんとZIPPでさえ価格を抑えたミドルレンジカーボンホイールの発売を始めた。

そう、これらのほとんどが台湾製という事と思われ、TREKやSPECIALIZDEなどアメリカブランドもこの中心である。当然それはGIANTやMERIDAという2大メーカーの製造ライン。工場は中国本土という事になる。

このOEMメーカーが独自で完組ホイールを販売しているという事です。

自分が購入した頃は東レT700が主流(今でもですが)で、デザインはZIPPを模した物が多く当時の人気ブランドの真似、そしてリムの高さを選びオーダーできるシステムが確立されていた。その他にデカールまでパクった物や、逆に非対称リムだったりバトンとはまた違った8本ほどの太いスポーク状の部分まで一体成型された物など、独自デザイン物も存在し、それらは中国物でも片側10万ほどする物もある。

T800がハンドルバーやリムに頻繁に使われだしたのも2年ほど前からで、現在有名自転車ブランドのホイールはT700とT1000の組み合わせなどホイールブランド以上に凝った設計の物も多く、大半がこれらOEM先に依頼し設計された物と思われ、TREKやSPECIALIZDEなどにはDTswissのハブが使用されているケースが増えている。この台湾製DTswissはDTswiss自体が製造をOEM先に依頼し出来ている物で”ミッドレンジハブ”と言う位置づけで自社製品また他社供給という流れが出来ていて、このハブ製造元もNOVATECやpowerwayの製造元と同じという事の様です。(直接調べたわけでないのであくまで推測ですがほぼ正解と思う)

価格も自転車ブランドのそれと比較すると約3~40%程安く販売されていますが、これは定価ベースでディスカウント価格では5~60%低い設定。なので定価設定の約3~40%の価格が卸し価格に近い金額と思われます。

当然自転車ブランドの物はそれなりにオリジナルなデザインがグラフィック以外にも施され差別化は図られていますが、理詰めでいわゆる「良いもの」だけで組んだとしても、これらミドルレンジと言われる物も、最終的にはトータルでどの様に味付けするか?で乗り心地やレスポンスが変わってくるので、ある一定の条件以上は「好み」と「気分」と言っても良いと思う。(これに関しても経験がほぼ無しなのであくまで個人の考えです。)

今NAOMIで使用しているT700・38mm・R13のホイールには何の不満もない。TRACKARCVとはフレームとフォーク素材は同じですが、車体ジオメトリが全く違うので比較にならない。それを考慮しても少し「もっさり」とした印象は有ります。ただこれが良いか悪いか?レースでタイムを計ったり、かなりの距離を走って足がどれくらい持つか?などよほど気にしていない限り、わからない。

少し「もっさり」という感じは加速初期に感じる事で少しネガティブではあるが、結果足には優しいのかもしれないし単純にフレームで力が逃げているだけなのかもしれない。そういう事でどれが正解という事は中々結論つかない。

プロのインプレはおそらく正しい物と思われますが、それも当然自分に合うかどうか?は別の事で、素晴らしいブランドの最新物で気分が上がるならそれも当然正しい事。

もし自分もフレームセットで4~50万のバイクに乗っていたらそれらを選ぶと思う。今はNAOMIというあまり人気が無いアルミの街乗りロードをどこまで自分で見た目も走りも激変させられるか?が最大テーマなので、NET情報などフル活用しながら楽しんでいます。

そして、おそらく今回オーダーするであろう組み合わせでは

1)ホイール外周が軽くなる。2)リムの高さが高くなるので当然縦剛性は高くなるはず。3)50mmとなるとそれなりにエアロ効果は体感できる? 4)スポークが軽くなる。5)スポーク素材と形状でレスポンスが変わる。6)ハブは若干重くなるが剛性は上がる。

という事と思われ、ベアリングの違い以外にこれだけ色んなバランスが違うとこれはこれで結構体感できるのではないか?と思われます。

自分は知識・経験ともほぼ無いので多分これら動画以下くらいの事になると思うww

ちなみに今NAOMIは、ハンドルバー・シートポスト・ステムにいわゆるブランド物パーツを使っていますが、これはハンドルバーがなかなかしっくりこなくて、結果リーチ、ドロップ幅、上ハン形状的「これ!」という結果がそうだった事から始まっています。

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