Bicycle Customize Fuji NAOMI & TRACK ARCV ロード&ピストバイク カスタム  Consideration about Chinese carbon wheels4 CSCとICANの比較&気になるDTswiss350のラチェット音

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2021-03-27 0 投稿者: katsu

いわゆる「中華カーボンホイール」オーダーからちょうど2週間で到着しました。

まずは開封。その前に箱から比較すると、ICANの段ボール箱は箱の中でホイールが暴れないよう差し込み穴が開いた仕切りが有りホイール専用設計でしたが、CSCはホイール自体は緩衝材で包まれているが、仕切りなどは無く少しラフな梱包でした。ブランド化しているICANとは違い、いかにも「ファクトリー直」の感じがします。

次に振れチェック。基本範囲内ですが、後輪に1mm以下の振れがあったので、修正。縦振れは無しです。修正後ほぼ0になりました。ICAN購入時(3年前)は振れ取台を持っていなかったので初期の精度は記録が無いですが、おそらくどちらも差はないと思われます。

リムテープが巻かれた状態でのホイール単体重量を各ページ上の数値(ハブ違い)と比較すると

ICAN T700 38mm R13 1423CSC T800 38mm R13 1423CSC T800 50mm R13 1423CSC T800 50mm DT350 CN404
1450グラム +/-301380グラム +/-301580グラム +/-301594グラム(実測)

上記の様な数値になります。ちなみにDtswiss350はR13と比較して100gは確実に重い、同じCSCの50mmとの重量差が誤差範囲(14g)で収まっているので、素材違いのスポーク総重量で相殺されたみたいです。またICANのT700製38mmR13ハブとの比較ですが、表では約140gの差。タイヤとチューブスプロケットを付けた状態で比較すると

ICAN T700 38mm R13 1423 GP5000 25c IRC 60mm23~28tube DURA-ACE780010S sprocket CSC T800 50mm DT350 CN404 GP5000 25c continental 80mm23~25tube DURA-ACE780010S sprocket
2,405g(実測)2,427(実測)
tube重量はバルブの長さは違いますが、対応タイヤサイズが違うのでカタログ値では1~2g差でした。したがって「同じ」とします。

リムハイトが22mm高く、リム幅も25mmと2mm太く、ハブも重い物なのですがなんと、22g重いだけでしかも誤差の範囲に収まっています!!これは驚きです。これがT800製品のすごい所です。

続いて気になっていた「Dtswiss350 starratchet」の音。すぐに中を見たところ、DTswissが使う赤いグリスではなくCSCは無色透明でサラサラしたグリスが塗布されていました。

DTswiss350starratchetの音です。ものすごく静かです!!びっくりしました。グリスがこの効果を生み出している物と思われます。YOUTUBEに上がっている動画では、もう少し大きな音で、歯数が多い物に至ってはチェーンソーみたいな爆音だったので、すごく気になっていました。音の種類としてはやはり明らかに爪のタイプと違い、カチカチと歯がかみ合う音と、歯が擦れ合う連続した「ブーン」と唸るような2つの音がします。

動画奥で黒い子が食事中ww

starratchetの構造

こちらはパワーウエイR13の標準6爪48ノッチの音になります。ごく一般的なラチェット音です。

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