H20 1993年~episode4

H20 1993年~episode4

2021-04-21 0 投稿者: katsu

Chaotic Harmony & Radical Beauty

H20のコンセプトには4っのエレメントがあった。

オーガニックテクノロジー・カオティックハーモニー・ラディカルビューティーとあと1つ。。が、思い出せない。確かミステリアス?に関す事だった気がする。そもそもこのブログなぜ書き始めたか?という事ですが、このミステリアス?な部分が90年代の精神世界の入り口であり、ニックが最も興味をもった事の1つと思われ、今日のNETの混乱と同じ要素、またはそもそもこのバーチャルな環境その物を表している気がしたので。

中でもChaotic Harmonyと Radical Beautyは個人的にはとても好きで、またグラフィックに落とし込むにはChaotic HarmonyとOrganic technologyはとても扱いやすいテーマだった。

とにかく約10日?間滞在しいくつかの作品を残しニックはサンフランシスコに戻った。残された物はこのいくつかの作品と未完成のグラフィック。また曖昧な契約に基づいた支払い、とその後の全く仕切られていない伊藤穣一氏とのビジネスの内容。まさにカオスです(笑)

最も意見の食い違いが起きた部分。「H2Oは誰の物?」

パーソンズの岩崎はH2Oのデザイン(主にグラフィック)を依頼し、その対価を支払ったと思っている。ニックはH2Oというブランド自体を自がもらったと思っている。この解釈全く持って食い違っている。

ニックはニックでこれ以降自分の作品や活動でこれらH2Oを自由に使用している。なのでコンセプトもグラフィックも勝手に(こちらから見た状況)独り歩きしていて商標を管理している側からすると全くコントロールできない形。

言葉悪く言うと「盗まれた」状況となっているのです。(笑)

伊藤穣一氏もこの頃はこれらビジネスの中枢の仕切りは出来ておらず、単純に自分が紹介した事案で発生した売り上げの%を得る内容のビジネスに終始していたのでここもまさに”カオス”。

そしてそれら”カオス”は勝手な欲とそれぞれの思惑で成り立っているため全く調和出来ていない。コンセプトとは裏腹に。。。

そもそもこのブログなぜ書き始めたか?についてはもう一つ伊藤穣一氏の事。

この後月日は流れ彼はMITメディアラボの所長に就任となるのですが、これ2020?年辞任します。

エプスタイン絡みで。そうあのエプスタイン絡みで。

続く

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